1. ちょっとしたことですぐキレる

イライラしているというのが、ストレスを強く感じている人の精神状態です。
ただ、自分がどの程度イライラしているのか知るのはなかなかむずかしいに違いありません。
どの程度イライラしているのか自己診断するためのチェックポイントは、「キレやすいかどうか」です。
たとえば、家族や友達と話をしている時に、ちょっとしたことに腹が立ち、すぐにキレてしまうようなら、かなりストレスがたまっていると考えていいでしょう。
自覚症状はなくても、人から「最近、キレやすくなったね」と指摘されるようなら、ストレス度は大きくなります。

2. 食欲がない

人間、精神的に健康な状態でなくなると、食欲不振になるものです。
たとえば、就活をしている学生が、第一志望の企業の面接に臨むとしましょう。
その場合、ひごろ感じないようなプレッシャーを感じ、経験したことのない緊張を感じることもあるに違いありません。
そうしたプレッシャーや緊張が大きなストレスを生むと、結果として食欲がなくなるわけです。
もし、「最近、あまり食欲がない」と感じているようなら、あなたのストレス度合いは決して小さくないと考えたほうがいいでしょう。

3. 夜、眠れなかったり睡眠が浅かったりする

睡眠障害が出るのも、大きなストレスを感じている人の特徴でしょう。
もともと寝つきは悪い方ではなかったのに、最近、どうも寝つきが悪くなったということもあるに違いありません。
寝つきはそれほど悪くないけれど、夜、何度も寝覚めてしまったりして、眠りが浅いような気がするというケースもあるでしょう。
いずれにしても、以前のように快適な睡眠を得られなくなっている場合は、大きなストレスを感じていると考えられます。

4. 朝ふとんから出たくない

仕事のある日、目覚ましが鳴って、もう起きなくてはいけない時間になっているにも関わらず、「布団から出たくない」と強く感じるというのも、ストレス度の大きい証拠です。
人間は時として、「今日は仕事に行きたくない。
ふとんから出たくない」と感じることはあるものですが、それが毎日のように続くようなら、健康的な精神状態ではないと考えたほうがいいでしょう。

5. 酒量が増えた

ストレスがたまっている人の中には、酒を飲むことでストレスを軽減、解消しようとする人が少なくありません。
そういう意識を持ってはいなくても、酒に頼ることで、不安定な精神状態をごまかそうとすることもあるでしょう。
ですから、「考えてみると、最近、前に比べて酒を飲む機会も、飲む酒の量も増えてきた」と感じる場合は、それだけストレスが溜まっていると考えられるのです。

6. 酒癖が悪くなったと言われる

ストレスがたまっている人は、酒の量が増えるだけでなく、酒を飲んだ時の状態にも変化が起こることが少なくありません。
酒癖が悪くなることが、よくあるのです。
もともと酒癖が悪いという人は、もともと人一倍大きなストレスを感じていると考えていいでしょう。
以前はそんなことはなかったのに、最近「酒癖が悪くなった」と人から言われるという人は、何らかの原因でストレスが増えているに違いありません。

7. 休日は家でゴロゴロしてばかりいる

強いストレスを感じると、人間は意欲が減退します。
「これをやろう」「これをやりたい」という意欲を感じられなくなってしまうのです。
それが顕著に表れるのが、休日の過ごし方でしょう。
たまの休みの日でも、何もやる気が起こらず、家でゴロゴロしてばかりいるようなら、かなり強いストレスを感じていると考えていいでしょう。
もちろん、体がひどく疲れていれば、体を休めるために家でゆっくり過ごすということはありますが、「体は疲れていなくても、休日はゴロゴロ」というのは、ストレスがたまっている証拠なのです。

8. 趣味を心から楽しむことができない

人間にとって、趣味に没頭するというのは、効果的なストレス解消法の一つです。
しかし、ストレスがたまりすぎたり、過去に経験したことのないようなストレスを抱えていると、その趣味も楽しめなくなってしまいます。
たとえば、テニスを趣味にしている人が、テニス仲間に誘われてテニスをしても、それを心から楽しめない場合は、かなりのストレスがあるに違いありません。

9. 友人に会うのがめんどうと感じる

強いストレスを感じると、人は人と会うことすらおっくうに感じてしまうものです。
ふつうなら、仲の良い友達と会うのは楽しいことですし、友達と楽しく過ごせば、気分転換にもなるに違いありません。
ところが、ストレスがたまりすぎると、仲の良い友達と会うことさえめんどうに感じられるものなのです。
もし、友達から「遊ぼう」と誘われても、何らかの理由をつけてその誘いを断ってしまうようなら、ストレス度は大きいと考えていいでしょう。

10. ため息をつくことが多い

人間、何かプレッシャーを感じていたり、不安や心配事を抱えていると、ついため息をついてしまうものです。
たとえば、仕事や家事をしている時や、それが一段落した時などに、ふと「あー」というため息をつくことが多くなった場合は、小さくないストレスを感じているに違いありません。
自分では気が付かなくても、人から「ため息が多くなったね」と指摘される場合は、ストレス度は大きくなります。

11. ひとりごとが増えた

ため息と同じく、ひとりごとが多くなるというのも、ストレスのたまっている人の特徴です。
一人の部屋にいる時や、一人で行動している時に、ふとひとりごとを言うようなら、それだけストレスを感じていると考えていいでしょう。
ひとりごとというのは、それを口にすることによって、少しでも気持ちを楽にしたいと思うために、口から出るものなのです。

12. 首や肩が凝っている

身体的なチェックポイントを紹介しておきましょう。
ストレスが原因で表れる身体的特徴の代表例が、「凝り」です。
肩こりや首の凝りに悩まされている人は少なくありません。
特に日本人は凝る人が多いと言われていますが、「自分も肩や首が凝って仕方がない」という悩みを抱えているようなら、それだけ強いストレスを感じていると考えていいでしょう。

13. 最近、便秘(もしくは下痢)気味だ

もう一つの身体的なチェックポイントは、腸の状態です。
腸内環境が注目されていますが、ストレスを強く感じると、腸内環境も悪化します。
そのため、健康的な排泄をすることができません。
「この頃便秘気味だ」とか「下痢をすることが多くなった」というのは、ストレスが原因であることが考えられるのです。

14. 「温泉に行きたい」と思う

ストレスがたまりすぎると無気力になり、休日も何もしたくなくなるものですが、例外があります。
それは、温泉。
ストレスを強く感じている人は、「温泉に入ってゆっくりしたい」と思うものなのです。
これは温泉大国に生まれ育った日本人ならではの特徴ですが、「温泉に行きたい」と強く思うようなら、ストレス度は大きいと考えていいでしょう。

15. 怖い夢をよく見る

眠れなくなったり、眠りが浅くなったりするのが、ストレスのたまっている人の特徴ですが、もう一つ、眠りに関する特徴としては「怖い夢をよく見る」ということがあげられます。
以前はそうでもなかったのに、最近、怖い夢をよく見るというのは、それだけ強いストレスを感じている証拠かもしれません。

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