日本の一般的な学校で、どうしても生じてしまうのが「スクールカースト」。
大学・専門学校はともかく高校でもある程度生じ、学力試験のない小学校・中学校で特に生じやすくなります。
クラス内で上位、中位、下位と3段階ほどに分かれ、より細かく言えば5段階ほどに分かれていることも。
あなたはスクールカースト上位でしょうか。
あるいは上位「だった」でしょうか。
15項目で見てみましょう。
スクールカーストが高いと、単純に言って学校で不快なことを感じにくくなります。
よって、勉強が好きでない、苦手な科目がある、嫌いなクラスメイトがいる、テストが近いが勉強が不十分である、などどんな事情があっても「学校に行くのが怖い」とは感じません。
学級は、学力やスポーツ能力、芸術の才能など教育者側が作る尺度とはまた別に、いくつかのグループに自然と分かれます。
30人であれば、男女各3-4つのグループといったところ。
この中で最上位のグループを形成していると感じられれば、スクールカーストが高い・高かったと言えます。
ここに属していれば、同学年他クラスの最上位グループとは、ほぼ自動的に同等となり、上の学年のクラス内事情とはあまり関係がないのが、日本のスクールカーストで言えることです。
あだ名で呼びあうことが多いのも、日本の学校の特徴です。
しかし、ここで「嫌なあだ名」で呼ばれるのと、「何ら不愉快でないあだ名で呼ばれる」のとでは、気分的にも大きな違いがあります。
スクールカーストが高い人は、不愉快感のあるあだ名で呼ばれることはありません。
毎日不愉快な名前で呼ばれるのと、そうでないのとでは、当然気分にも大きな違いが出てくるもので、後者は態度も堂々としてくるため、よりスクールカースト上位を維持しやすくなるというエフェクトもあります。
日本の学校で同級生の目が厳しいのが、体育、とりわけチームスポーツにおけるパフォーマンスです。
苦手なら苦手で仕方がないのですが、スクールカーストが低いと、ちょっとしたミスでも罵倒されるような気がし、気弱な様子が実際に罵倒を呼んでしまったりします。
スクールカーストが高い場合、多少ミスがあったり、時に致命的なミスをしたりしても、「笑いで済まされる」のが特徴です。
人間誰しも、好きな人、嫌いな人はいるものです。
大人であればその辺りは上手くヴェールをかけますが、子どもの場合かなり露骨に好き嫌いを表すことも見受けられます。
スクールカーストが高い場合、ハッキリと「あいつは嫌い」と言っても特に大きなリスクはありません。
しかしスクールカーストが低いと、苦手な同級生についても、少なくともあからさまな悪口は言えなくなってしまいます。
定期的に行われる「席替え」。
スクールカーストが低い状態では、これが起きるたびに「誰の隣になるのか、誰と近くになるのか」とビクビクしてしまいます。
しかしスクールカーストが高いと、「特にどこに座ることになろうが、困らない」という心境になります。
スクールカーストが低めの児童・生徒では、特定の友人が1-2人いるかどうかが、クラス内での立場を守る上で非常に重要となります。
よって誰かが転校してしまうことで、さらにカーストが落ち、大きな精神的ダメージを負うことも少なくありません。
スクールカーストが高い状態だと、例えば男子が15名いいた場合、そのうち3名ぐらいが転校して去っていったとしても、立場は守られます。
あまりないことですが何らかの事情で過半数以上が転校していった場合ではカーストが変わることもあるでしょう。
おおっぴらに呼ばれているかは別としても、大体の教師には何らかのあだ名が付いています。
それらをつけているのは、スクールカーストが高い人です。
スクールカーストが低めの人が教師にあだ名をつけ、それがクラス内で共有されるということは、まずあり得ません。
日本の小中学校あたりでは、「異性と話す」ことについて、不思議なハードルが設けられていることがあります。
スクールカーストが低めの人が異性と親しげに話していると「女(男)とばかり話しやがって」などと、からかわれやすくなります。
しかも、ややいじめに近いニュアンスが含まれる「からかい」も多くなります。
スクールカーストが高いとこのハードルが低くなり、もし、からかわれたとしても嫌な感じのものではなくなります。
うっかり消しゴムを忘れてしまった、資料集を忘れてしまった、などのことがあった場合、スクールカーストの高低が大きく響いてしまいます。
カーストが高ければ、「誰かに借りればいい」で済む話ですが、それが大変低い場合「一体誰に借りたら良いのか。
借りたことを誰かに責められはしないか」ととてもビクビクしてしまいます。
日本の学校で見られがちな慣習が「給食は残さず食べること」というものです。
どうしても苦手なものがあれば食べなくても良いのでは?と考えられますが、なかなかそうもいかない厳しい風潮があります。
特に公立の小中学校ですね。
ここで、スクールカーストが高い人では「これは苦手なのでお前にやる」などと平気で言えます。
つまり何かのメニューが苦手であっても、真の意味では苦痛になっていないのです。
しかしカーストが低いと、「どうしても食べなくてはならない」というプレッシャーを感じ、長い時間をかけてでも苦手なものを食べるなど、とても苦しい状況となります。
お弁当を持っていくスタイルの場合でも、カーストが高いと「何だよその弁当、雑だなあ」などと言われても笑いで済まされますが、カーストが低いと「お弁当の内容についてからかわれたらどうしよう」などと、とても過敏になります。
スクールカーストは、どのような基準で決まっているのか、実は誰にも分かりません。
大雑把に言えば、文武両道な子、明るい子、スポーツのできる子、面白い子、発達の早い子、リーダーシップの取れる子などが高くなりますが、それらを厳密に計算して皆で決めるなどではないですね。
カーストが高い状態では、不安感などが低い一方で、カーストが低い人に対して「微妙な罪悪感」を感じるのも特徴です。
明確な根拠がないながらに自分が上位にいる一方、同じく明確な根拠なしに下位に甘んじている人がいる、そのあたりを実は敏感に感じ取っているのも子どもです。
校則の範囲内であれば、どんな服を着ようが、制服があるとしてそれをどのように着こなそうが、クラスの仲間に文句を言われないのがスクールカーストの高い人です。
髪型についてもしかりです。
一方でカーストが低いと、服装等について「なるべく目立たないよう標準的にしよう」との気持ちが強くなり、散髪ひとつにしても「短くなった等の変化について何かしら言われないように小刻みにしよう」などと、無用なまでに気を使ってしまうのです。
スクールカーストはある程度自動的に出来上がるものでもありますが、「築き上げる」との一面も持っています。
従って、スクールカースト上位にいると、クラス替えになった場合自分がどのような位置に陣取れるかとても不安になります。
転校や進学ではかなり不安にもなることでしょう。
環境変化が怖いのです。
一方でスクールカーストが低い人は、「クラス替えがあれば、今の状況が変わるかもしれない」「進学すれば、全く違う人達と一緒になるかもしれない」など、むしろ環境変化を望んでいるのです。
やはり、とても大きな特徴がこれです。
スクールカーストが上位であれば、「いじめ」に遭うリスクは非常に低くなります。
言い換えれば、スクールカーストが存在する以上は、いじめられやすい人がどうしても出てきてしまう、ということなのです。
スクールカーストが上位な人に立ち向かおうとしても、その立ち向かおうとする側はたいへん大きなリスクを追い、ひとつ間違えば一気にいじめのターゲットにされてしまいます。
残念なことですが、この状況がなかなか変わらないのも日本の学校です。
当てはまる項目をチェックしてみよう
診断結果
- 10-15個
-
あなたは確実にスクールカーストの高い・高かった人です。
おそらくは楽しい日々を送っている・送っていたことでしょう。
数字では言い表せない「人を引きつける力」があるとも言えます。
一部の人からは嫌われることもあるタイプですが、根拠が何であろうと自信があること、堂々としていることは、それはそれとして誇って良いことです。
ただし、この状態「しか」経験していない場合、将来に渡って調子に乗りすぎは禁物です。
- 5-9個
-
スクールカーストが比較的上位にあり、不利になった場合でも中位以上の集団にいることが多い・多かったのが、このタイプです。
それほどの自信家でもない代わりに、卑屈でもない学校生活を送っている・送っていたことでしょう。
バランス感覚のある人、問題を起こしにくい人とも言えます。
おそらく、何かの拍子でカーストが一気に上がったり下がったり、という期待や不安も心の何処かにはある・あったはずです。
その感覚を大事にしましょう。
- 1-4個
-
スクールカーストの高い状態をほぼ経験していないと思われます。
ちょっと残念に思うかもしれませんが、「根拠不明な自信」などをつけていないため、「相応の学力をつけて進学する」「適切な職業能力を身につけて就職する」など、堅実な考えを持ちやすくなります。
「勉強は得意だが内気気味である」「特定のスポーツが得意だが学校が特に好きではない」といった人にも、多くあてはまりそうですね。
- 0個
-
ここに該当する場合、学校生活はかなり厳しいものである・あったはずです。
これまでずっと、スクールカーストは低かったのではないでしょうか。
とはいうものの、20-30名程度の学級で1-2年固定されるという、やや特殊な日本の環境で「カースト」が低かったからといって、あまり自己卑下する必要はありません。
世界レベルで見ればほとんどどうでもいい話です。
得意なこと・やりたいことを見つけていけば、全く問題ありません。
まとめ
スクールカーストが上位であることは、シンプルに言えばとても快適なものです。
ずっとスクールカーストが高い・高かった場合、大人になっても「自信家」であり続けられることでしょう。
周囲の人を無用に心配させることもないはずです。
ただし、一歩間違うと「傲慢」な大人になる可能性も秘めています。
クラス替えや発達に伴い、スクールカーストの高い状態とそうでもない状態を両方経験している人も少なくありません。
これも良いものであり、「何故だかわからないが立場が強い・普通・弱い」といった、いわば世の中の理不尽さを子どものうちから経験することとなり、卑屈でもなく傲慢でもない大人になることが考えられます。
ずっとスクールカーストが低い場合、これはとてもつらいでしょう。
しかしそれはそれで、根拠のない自信によらず、しっかり生きていける大人を目指す姿勢にも繋がります。
スクールカーストって何なんだろう。
何だったんだろう。
現在形にせよ過去形にせよ、見つめてみることは悪くありません。
もちろんご家庭の方などが考えることにも大きな意味があります。
日本の一般的な学校で、どうしても生じてしまうのが「スクールカースト」。
大学・専門学校はともかく高校でもある程度生じ、学力試験のない小学校・中学校で特に生じやすくなります。
クラス内で上位、中位、下位と3段階ほどに分かれ、より細かく言えば5段階ほどに分かれていることも。
あなたはスクールカースト上位でしょうか。
あるいは上位「だった」でしょうか。
15項目で見てみましょう。
スクールカーストが高いと、単純に言って学校で不快なことを感じにくくなります。
よって、勉強が好きでない、苦手な科目がある、嫌いなクラスメイトがいる、テストが近いが勉強が不十分である、などどんな事情があっても「学校に行くのが怖い」とは感じません。
学級は、学力やスポーツ能力、芸術の才能など教育者側が作る尺度とはまた別に、いくつかのグループに自然と分かれます。
30人であれば、男女各3-4つのグループといったところ。
この中で最上位のグループを形成していると感じられれば、スクールカーストが高い・高かったと言えます。
ここに属していれば、同学年他クラスの最上位グループとは、ほぼ自動的に同等となり、上の学年のクラス内事情とはあまり関係がないのが、日本のスクールカーストで言えることです。
あだ名で呼びあうことが多いのも、日本の学校の特徴です。
しかし、ここで「嫌なあだ名」で呼ばれるのと、「何ら不愉快でないあだ名で呼ばれる」のとでは、気分的にも大きな違いがあります。
スクールカーストが高い人は、不愉快感のあるあだ名で呼ばれることはありません。
毎日不愉快な名前で呼ばれるのと、そうでないのとでは、当然気分にも大きな違いが出てくるもので、後者は態度も堂々としてくるため、よりスクールカースト上位を維持しやすくなるというエフェクトもあります。
日本の学校で同級生の目が厳しいのが、体育、とりわけチームスポーツにおけるパフォーマンスです。
苦手なら苦手で仕方がないのですが、スクールカーストが低いと、ちょっとしたミスでも罵倒されるような気がし、気弱な様子が実際に罵倒を呼んでしまったりします。
スクールカーストが高い場合、多少ミスがあったり、時に致命的なミスをしたりしても、「笑いで済まされる」のが特徴です。
人間誰しも、好きな人、嫌いな人はいるものです。
大人であればその辺りは上手くヴェールをかけますが、子どもの場合かなり露骨に好き嫌いを表すことも見受けられます。
スクールカーストが高い場合、ハッキリと「あいつは嫌い」と言っても特に大きなリスクはありません。
しかしスクールカーストが低いと、苦手な同級生についても、少なくともあからさまな悪口は言えなくなってしまいます。
定期的に行われる「席替え」。
スクールカーストが低い状態では、これが起きるたびに「誰の隣になるのか、誰と近くになるのか」とビクビクしてしまいます。
しかしスクールカーストが高いと、「特にどこに座ることになろうが、困らない」という心境になります。
スクールカーストが低めの児童・生徒では、特定の友人が1-2人いるかどうかが、クラス内での立場を守る上で非常に重要となります。
よって誰かが転校してしまうことで、さらにカーストが落ち、大きな精神的ダメージを負うことも少なくありません。
スクールカーストが高い状態だと、例えば男子が15名いいた場合、そのうち3名ぐらいが転校して去っていったとしても、立場は守られます。
あまりないことですが何らかの事情で過半数以上が転校していった場合ではカーストが変わることもあるでしょう。
おおっぴらに呼ばれているかは別としても、大体の教師には何らかのあだ名が付いています。
それらをつけているのは、スクールカーストが高い人です。
スクールカーストが低めの人が教師にあだ名をつけ、それがクラス内で共有されるということは、まずあり得ません。
日本の小中学校あたりでは、「異性と話す」ことについて、不思議なハードルが設けられていることがあります。
スクールカーストが低めの人が異性と親しげに話していると「女(男)とばかり話しやがって」などと、からかわれやすくなります。
しかも、ややいじめに近いニュアンスが含まれる「からかい」も多くなります。
スクールカーストが高いとこのハードルが低くなり、もし、からかわれたとしても嫌な感じのものではなくなります。
うっかり消しゴムを忘れてしまった、資料集を忘れてしまった、などのことがあった場合、スクールカーストの高低が大きく響いてしまいます。
カーストが高ければ、「誰かに借りればいい」で済む話ですが、それが大変低い場合「一体誰に借りたら良いのか。
借りたことを誰かに責められはしないか」ととてもビクビクしてしまいます。
日本の学校で見られがちな慣習が「給食は残さず食べること」というものです。
どうしても苦手なものがあれば食べなくても良いのでは?と考えられますが、なかなかそうもいかない厳しい風潮があります。
特に公立の小中学校ですね。
ここで、スクールカーストが高い人では「これは苦手なのでお前にやる」などと平気で言えます。
つまり何かのメニューが苦手であっても、真の意味では苦痛になっていないのです。
しかしカーストが低いと、「どうしても食べなくてはならない」というプレッシャーを感じ、長い時間をかけてでも苦手なものを食べるなど、とても苦しい状況となります。
お弁当を持っていくスタイルの場合でも、カーストが高いと「何だよその弁当、雑だなあ」などと言われても笑いで済まされますが、カーストが低いと「お弁当の内容についてからかわれたらどうしよう」などと、とても過敏になります。
スクールカーストは、どのような基準で決まっているのか、実は誰にも分かりません。
大雑把に言えば、文武両道な子、明るい子、スポーツのできる子、面白い子、発達の早い子、リーダーシップの取れる子などが高くなりますが、それらを厳密に計算して皆で決めるなどではないですね。
カーストが高い状態では、不安感などが低い一方で、カーストが低い人に対して「微妙な罪悪感」を感じるのも特徴です。
明確な根拠がないながらに自分が上位にいる一方、同じく明確な根拠なしに下位に甘んじている人がいる、そのあたりを実は敏感に感じ取っているのも子どもです。
校則の範囲内であれば、どんな服を着ようが、制服があるとしてそれをどのように着こなそうが、クラスの仲間に文句を言われないのがスクールカーストの高い人です。
髪型についてもしかりです。
一方でカーストが低いと、服装等について「なるべく目立たないよう標準的にしよう」との気持ちが強くなり、散髪ひとつにしても「短くなった等の変化について何かしら言われないように小刻みにしよう」などと、無用なまでに気を使ってしまうのです。
スクールカーストはある程度自動的に出来上がるものでもありますが、「築き上げる」との一面も持っています。
従って、スクールカースト上位にいると、クラス替えになった場合自分がどのような位置に陣取れるかとても不安になります。
転校や進学ではかなり不安にもなることでしょう。
環境変化が怖いのです。
一方でスクールカーストが低い人は、「クラス替えがあれば、今の状況が変わるかもしれない」「進学すれば、全く違う人達と一緒になるかもしれない」など、むしろ環境変化を望んでいるのです。
やはり、とても大きな特徴がこれです。
スクールカーストが上位であれば、「いじめ」に遭うリスクは非常に低くなります。
言い換えれば、スクールカーストが存在する以上は、いじめられやすい人がどうしても出てきてしまう、ということなのです。
スクールカーストが上位な人に立ち向かおうとしても、その立ち向かおうとする側はたいへん大きなリスクを追い、ひとつ間違えば一気にいじめのターゲットにされてしまいます。
残念なことですが、この状況がなかなか変わらないのも日本の学校です。
当てはまる項目をチェックしてみよう
診断結果
- 10-15個
-
あなたは確実にスクールカーストの高い・高かった人です。
おそらくは楽しい日々を送っている・送っていたことでしょう。
数字では言い表せない「人を引きつける力」があるとも言えます。
一部の人からは嫌われることもあるタイプですが、根拠が何であろうと自信があること、堂々としていることは、それはそれとして誇って良いことです。
ただし、この状態「しか」経験していない場合、将来に渡って調子に乗りすぎは禁物です。
- 5-9個
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スクールカーストが比較的上位にあり、不利になった場合でも中位以上の集団にいることが多い・多かったのが、このタイプです。
それほどの自信家でもない代わりに、卑屈でもない学校生活を送っている・送っていたことでしょう。
バランス感覚のある人、問題を起こしにくい人とも言えます。
おそらく、何かの拍子でカーストが一気に上がったり下がったり、という期待や不安も心の何処かにはある・あったはずです。
その感覚を大事にしましょう。
- 1-4個
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スクールカーストの高い状態をほぼ経験していないと思われます。
ちょっと残念に思うかもしれませんが、「根拠不明な自信」などをつけていないため、「相応の学力をつけて進学する」「適切な職業能力を身につけて就職する」など、堅実な考えを持ちやすくなります。
「勉強は得意だが内気気味である」「特定のスポーツが得意だが学校が特に好きではない」といった人にも、多くあてはまりそうですね。
- 0個
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ここに該当する場合、学校生活はかなり厳しいものである・あったはずです。
これまでずっと、スクールカーストは低かったのではないでしょうか。
とはいうものの、20-30名程度の学級で1-2年固定されるという、やや特殊な日本の環境で「カースト」が低かったからといって、あまり自己卑下する必要はありません。
世界レベルで見ればほとんどどうでもいい話です。
得意なこと・やりたいことを見つけていけば、全く問題ありません。
まとめ
スクールカーストが上位であることは、シンプルに言えばとても快適なものです。
ずっとスクールカーストが高い・高かった場合、大人になっても「自信家」であり続けられることでしょう。
周囲の人を無用に心配させることもないはずです。
ただし、一歩間違うと「傲慢」な大人になる可能性も秘めています。
クラス替えや発達に伴い、スクールカーストの高い状態とそうでもない状態を両方経験している人も少なくありません。
これも良いものであり、「何故だかわからないが立場が強い・普通・弱い」といった、いわば世の中の理不尽さを子どものうちから経験することとなり、卑屈でもなく傲慢でもない大人になることが考えられます。
ずっとスクールカーストが低い場合、これはとてもつらいでしょう。
しかしそれはそれで、根拠のない自信によらず、しっかり生きていける大人を目指す姿勢にも繋がります。
スクールカーストって何なんだろう。
何だったんだろう。
現在形にせよ過去形にせよ、見つめてみることは悪くありません。
もちろんご家庭の方などが考えることにも大きな意味があります。