1. 預貯金が少ない

悲観的になればなるほど、将来のことを不安視して、少しでも貯えを増やそうとするものでしょう。
「いつ、どんなことが起こるかわからないし、何と言っても先立つものはお金なのだから、預貯金を増やそう」と思うわけですが、そういう発想が乏しいのが楽天的な人です。
「なんとかなる」というのが楽天的な人の人生観なために、将来を不安視して、今から準備しておくということはしません。
「金は天下の回りもの」と考えるため、預貯金の額にはこだわらないのです。
人と比べて預貯金の額が少ないようなら、楽天家の素質があります。

2. 気軽に借金できる

ふつうの人は、借金をする時、「ちゃんと返済できるかな。
借金しないですむ方法はないかな」と考え、できるだけ借金しないようにします。
借金すると、将来にその負担が残り、苦しい状態になることが予想できるためです。
返済不可能になって、自己破産になってしまうというリスクもあるでしょう。
そんなリスクをいろいろ考え、借金することをためらうわけです。
楽天家はそうではありません。
持ち前の「なんとなるさ」という人生観から、「まあ、返済の方はなんとかなるだろう」と考え、気軽に借金できてしまうのです。

3. 失敗は自分を成長させてくれると思う

失敗やミスをしても、落ち込んだり、ひどく傷ついたりしないのが楽天家と言っていいでしょう。
楽天家はものごとをすべてポジティブに考えますから、失敗してもそれをプラスにとらえます。
「この失敗は、自分を必ず成長させてくれる」と信じ、前向きにとらえることができるのです。
失敗をポジティブに考えることができるようなら、楽天家度は高いと言っていいでしょう。

4. 同じミスを何度もくりかえしてしまう

そのように、失敗やミスをしても、あまり傷つくことなく、ポジティブに考えてしまうため、楽天家はふつうの人に比べて深く反省するということがありません。
悲観的になればなるほど、ミスのダメージが大きく、深い反省をすると考えていいでしょう。
そして、深く反省をすれば、同じようなミスをすることは少なくなります。
その点、楽天家はミスをしても、それをプラスにとらえるため、ほとんど反省をしません。
その結果として、同じミスを何度もくりかえしてしまうのです。

5. 「まだこんなにあるから大丈夫」と考える

たとえば財布に千円札が1枚だけ入っている時、「もうこれしか残っていない」と考えるのがマイナス思考の人であり、「まだこんなにある」と考えるのがプラス思考の人です。
そして、楽天家は後者と言っていいでしょう。
ポジティブにものごとをとらえますから、自分の手元に残っているものの量に関して、「まだこんなにあるから大丈夫」と考えるのです。

6. 「もうこんなにできた」と考える

量の多い仕事を上司から任されたとします。
今日中に仕上げなければならない仕事だとしましょう。
昼の休憩までに全体の仕事量の3割までできた場合、「まだ3割しかできていない。
締め切りに間に合うだろうか」と不安になるのがマイナス思考の人です。
逆に、「もう3割もできた。
この分なら締め切りに間に合うに違いない」と考えるのがプラス思考の人であり、楽天家ということになるでしょう。
仕事でも勉強でも、自分のやったことを「こんなにできた」と考えるようなら楽天家度は高くなります。

7. これまで何とかなってきた

「なんとかなる」という人生観を持っているのが楽天家ですが、その裏付けとして、「実際にこれまでの人生、いろいろなことがあったけれど、何とかなってきた」という自信があります。
根拠のない自信ではなく、実際に何とかなってきたという自信があるのが、楽天家ということになるでしょう。

8. 自分は強運だと思う

特別な苦労をしなくても、人生のピンチを乗り超えられたということは、それだけ運が強いということでしょう。
楽天家の共通点は、自分は強運の持ち主だと思っていることです。
いわゆる「引き寄せの法則」で、自分で自分に運を引き寄せることができるのが楽天家なのです。
これまでの経験で、自分は強運と思うようなら、楽天家度は高くなるでしょう。

9. 失恋直後に恋をすることがある

失恋してもすぐに立ち直ることができるのも、楽天家の特徴です。
過去の傷に囚われることがないため、すぐに前を向くことができるのですが、もし、失恋した直後に、また新しい恋をスタートさせることができるようなら、かなりの楽天家と言っていいでしょう。
次の恋をスタートさせることができるのは、失恋から完全に立ち直っているためにほかなりません。

10. 「ムードメーカー」だと人から言われる

楽天家は明るいオーラを出していますので、周囲の雰囲気を明るくすることもできます。
たとえば、職場内にそういう人が一人いると、職場のムードも明るく和やかなものになるに違いありません。
そして、そういう人は職場の同僚から「ムードメーカー」と呼ばれるでしょう。
人からそう呼ばれるのが楽天家なのです。

11. 心配や不安で食欲が落ちるということはない

多くの人は、何か大きな不安を抱えていたり、心配事があったりすると、どうしても食欲が落ちるものです。
たとえば、ふだんは食欲旺盛なのに、仕事の大きなプレゼンを控えていると、不安と緊張のために食欲がわかないということがあるでしょう。
楽天家にはそういうことがありません。
緊張することはあっても、「なんとかなる」と思っていますので、必要以上のプレッシャーを感じることはなく、食欲も落ちないのです。

12. 「ストレス」の意味がいまいちわからない

人間ですから、誰しもストレスを感じながら生きているに違いありません。
ただし、その感じ方には大きな個人差があると言っていいでしょう。
人一倍強いストレスを感じている人もいれば、ほとんど感じないという人もいます。
そして、楽天家は間違いなく後者のタイプです。
まったく感じないということはなくても、ほとんど感じないために、「ストレスとはどういう状態のことを指すのか、いまいちよくわからない」ということになるのです。

13. 地震対策をしていない

日本は世界でも有数の地震大国ですから、地震に関する情報も多く、また、実際に大きな地震を経験している人も少なくありません。
そのため、多くの人が地震に対する何らかの対策をするわけです。
家具の転落を予防したり、防災用具を用意したり、飲食物を備蓄する人が多いわけですが、楽天家はそうした準備をしません。
地震のリスクはわかっていても、「なんとかなる」と思っているのです。

14. 天気によって気分が左右されない

天気の良い日には気分がよくなるけれど、雨だとなんとなく気分が落ち込んでしまうという人が少なくありません。
人間は天気によって気持ちが左右されがちなのですが、楽天的な人は違います。
「雨には雨の良さもある」というとらえ方をするため、どんな天気の日でもプラス思考で明るく過ごすことができるのです。

15. 「奇跡は起こる」と信じている

子どもの頃は「奇跡」を信じていても、大人になると現実的になって、奇跡を信じなくなるものですが、楽天家はいくつになっても「必ず奇跡は起こる」と信じて疑いません。
だからこそ「なんとかなる」と楽天的に生きていけると考えていいでしょう。

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