人間はだれしも人から嫌われたくないと思うものですが、その気持ちの度合いは人によってかなり差があります。
ここでは、あなたがどれくらいの「嫌われ恐怖症」なのかを知るためのチェックリストを紹介しましょう。
人から嫌われたくないという気持ちが強い人ほど、人から来たLINEやメールへの返信が早くなると考えていいでしょう。
人から送られてきたのに、それをそのままにしておくと、その人を不快にさせて嫌われてしまうのではないか心配なため、即レスポンスしないではいられません。
そのため、頻繁にLINEやメールをチェックして、すぐに返信しようとするのです。
人から来たLINEやメールに対するレスが早ければ早いほど、「嫌われ恐怖症度」は高いと考えていいでしょう。
逆に、自分の方からLINEやメールを送った場合は、すぐにレスがもらえないと不安になってしまうのが、嫌われ恐怖症の人です。
相手はたまたま仕事中だったり、手の離せないことをしているために、レスが遅れるということもあるでしょう。
忙しさにかまけて、ついレスしそこなうということもあるに違いありません。
しかし、嫌われ恐怖症の人はそういうふうに考えることができず、「レスが来ないのは、嫌われているからではないか」と不安になってしまうのです。
「人は友達が多いほど、人間的に価値がある」と考えるのが嫌われ恐怖症の人ですから、できるだけたくさんの友達を作ろうとします。
そのため、SNSを積極的に利用すると考えていいでしょう。
そして、友達のSNSの投稿をこまめにチェック。
投稿の内容にかかわらず、必ず「いいね」をします。
それは、そうすることで相手から良く思われたい、嫌われたくないと考えるためにほかなりません。
積極的にSNSを利用するのですから、当然、投稿数も多くなります。
そして、人から「いいね」をもらえると、「嫌われてはいないんだ」と大いに安心するわけです。
逆に「いいね」をもらえないとひどく心配になるのが、嫌われ恐怖症の人と考えていいでしょう。
「いいね」がもらえないからと言って、嫌われているとは限りません。
相手はあまり「いいね」をしないタイプの人かもしれないのですが、もらえないと、その原因が自分にあるように感じて悩んでしまうのが、嫌われ恐怖症の人なのです。
たとえば、職場の同僚から「この仕事、手伝ってくれない?」と頼まれたとしましょう。
手が空いている状態なら、誰でも依頼を受けるでしょうが、自分の仕事で忙しい場合は、「悪いけど、今、忙しいから」と断るのがふつうの人でしょう。
もし、自分の仕事で忙しいにも関わらず、同僚の依頼を引き受けてしまうようなら、嫌われ恐怖症度は高いと考えられます。
人からなにか頼まれた時、「断ったら、相手に嫌われてしまうのではないか」と考えるため、断ることができないのです。
相手に嫌われたくないという思いが強いほど、相手に気を使うことになります。
人と話をしている時でも、常に「嫌われないようにしよう。
相手を不快にさせないようにしよう」という意識が働きますから、気を抜くことができません。
その結果、人と話をすると精神的に疲れてしまうのです。
友達と話していても疲れてしまうようなら、嫌われ恐怖症度はかなり高いと考えていいでしょう。
人の話に同調ばかりするというのも、嫌われ恐怖症の人の共通点です。
相手が「自分はこう思う」と言った時、「自分はそうは思わない」と答えると、相手を不快にしてしまうかもしれません。
嫌われ恐怖症の人は、そう考えるため、「自分もそう思う」と答えるのです。
ほんとうはちがう意見を持っているのに、相手の意見に同調してばかりいるようなら、嫌われ恐怖症度は高いと考えられます。
酒を飲むと、日ごろは隠している自分の本性が出るという人が少なくありません。
特に、日ごろ、本音を隠して人とつきあっている人は、酒が入ることによって、本音を口にするということがあるでしょう。
もし、あなたが、自分の本性や本音を人に知られたくないと思い、そのため人と酒を飲んでも気持ちよく酔えないようなら、嫌われ恐怖症度は高いと考えていいでしょう。
「自分は人から好かれるほうだ」という自信があれば、嫌われ恐怖症になることはありません。
人から嫌われることに恐怖を感じるのは、自分に自信がない証拠です。
ですから、あなたが「人と比べて、自分には人間的な魅力が少ない」と思っているようなら、あなたの嫌われ恐怖症度は高いと考えられるのです。
友達や人と合う約束をした時、約束の時間を厳守しようとするのが、嫌われ恐怖症の人です。
時間に遅れると、相手に迷惑をかけることになり、嫌われてしまうかもしれません。
「あの人は時間にルーズだ」という悪い評判が立ってしまうことを、嫌われ恐怖症の人は恐れるため、時間を守ろうとするのです。
約束の時間を守るかどうかが、嫌われ恐怖症度を診断する、1つのポイントと言えるでしょう。
嫌われ恐怖症の人が恐れることの一つが、「ケンカ」です。
人とケンカになって、その結果その人から嫌われることをひどく恐れているのです。
ですから、たとえば、不可抗力で人に迷惑をかけた時でも、「自分が悪かった」とすぐに頭を下げます。
自分は悪くないと思っていても、相手を怒らせ、ケンカになってしまうことを避けるために、すぐに謝るのが、嫌われ恐怖症の人なのです。
できるだけたくさんの友達を作りたいと思い、そのための努力を惜しまないにもかかわらず、「自分は友達が少ない方だ」と思っているのが、嫌われ恐怖症の人と特徴と言っていいでしょう。
そう思うのも、やはり自分に自信がないためにほかなりません。
人より多くの友達をもっていたとしても、その実感が乏しく、「もっと友達を増やさなければ」と思ってしまうのです。
嫌われ恐怖症の人は、たくさんの友達といっしょにいても、疎外感を感じてしまいます。
ふと、「自分では友達だと思っているけど、相手はそうは思っていないのでは?」とネガティブに考えてしまうのです。
そのため、一人でいるときはもちろん、人といっしょにいる時でも「自分は孤独だ」と感じるのが、嫌われ恐怖症の人ということになるでしょう。
人に好かれたい、人から嫌われたくないと思う人は、相手の機嫌を取るような言動をよくします。
ですから、もし、あなたが人にお世辞を言うことが多いようなら、嫌われ恐怖症度は高いと考えていいでしょう。
ゴマをすったり、相手を持ち上げるようなことを言うのが、嫌われ恐怖症の人なのです。
人から迷惑をかけられた時、心の中では腹を立てていても、それをガマンして、相手を責めないようなら、あなたの嫌われ恐怖症度は高いと考えていいでしょう。
人に対して寛容なわけですが、それは相手のことを思いやるやさしさからではありません。
相手を責めることによって、相手から嫌われてしまうことが怖いだけなのです。
当てはまる項目をチェックしてみよう
診断結果
- 10-15個
-
重症です。
まちがいなく嫌われ恐怖症と考えていいでしょう。
もう少し大らかな意識を持つようにしてはいかがでしょうか。
- 5-9個
-
そこそこの嫌われ恐怖症と考えられます。
ただ、そのために良好な人間関係を作れるというメリットもあります。
- 1-4個
-
ふつうの人が「人に嫌われたくない」と思うレベルの心理状態ですから、今のままで問題はありません。
- 0個
-
あなたは「人は人、自分は自分」と考える、我が道を行くタイプです。
自分の道をまっすぐ歩いて行ってください。
まとめ
嫌われ恐怖症度をチェックするための、15のポイントを紹介しました。
ぜひセルフチェックして、自己診断してみてください。
人間はだれしも人から嫌われたくないと思うものですが、その気持ちの度合いは人によってかなり差があります。
ここでは、あなたがどれくらいの「嫌われ恐怖症」なのかを知るためのチェックリストを紹介しましょう。
人から嫌われたくないという気持ちが強い人ほど、人から来たLINEやメールへの返信が早くなると考えていいでしょう。
人から送られてきたのに、それをそのままにしておくと、その人を不快にさせて嫌われてしまうのではないか心配なため、即レスポンスしないではいられません。
そのため、頻繁にLINEやメールをチェックして、すぐに返信しようとするのです。
人から来たLINEやメールに対するレスが早ければ早いほど、「嫌われ恐怖症度」は高いと考えていいでしょう。
逆に、自分の方からLINEやメールを送った場合は、すぐにレスがもらえないと不安になってしまうのが、嫌われ恐怖症の人です。
相手はたまたま仕事中だったり、手の離せないことをしているために、レスが遅れるということもあるでしょう。
忙しさにかまけて、ついレスしそこなうということもあるに違いありません。
しかし、嫌われ恐怖症の人はそういうふうに考えることができず、「レスが来ないのは、嫌われているからではないか」と不安になってしまうのです。
「人は友達が多いほど、人間的に価値がある」と考えるのが嫌われ恐怖症の人ですから、できるだけたくさんの友達を作ろうとします。
そのため、SNSを積極的に利用すると考えていいでしょう。
そして、友達のSNSの投稿をこまめにチェック。
投稿の内容にかかわらず、必ず「いいね」をします。
それは、そうすることで相手から良く思われたい、嫌われたくないと考えるためにほかなりません。
積極的にSNSを利用するのですから、当然、投稿数も多くなります。
そして、人から「いいね」をもらえると、「嫌われてはいないんだ」と大いに安心するわけです。
逆に「いいね」をもらえないとひどく心配になるのが、嫌われ恐怖症の人と考えていいでしょう。
「いいね」がもらえないからと言って、嫌われているとは限りません。
相手はあまり「いいね」をしないタイプの人かもしれないのですが、もらえないと、その原因が自分にあるように感じて悩んでしまうのが、嫌われ恐怖症の人なのです。
たとえば、職場の同僚から「この仕事、手伝ってくれない?」と頼まれたとしましょう。
手が空いている状態なら、誰でも依頼を受けるでしょうが、自分の仕事で忙しい場合は、「悪いけど、今、忙しいから」と断るのがふつうの人でしょう。
もし、自分の仕事で忙しいにも関わらず、同僚の依頼を引き受けてしまうようなら、嫌われ恐怖症度は高いと考えられます。
人からなにか頼まれた時、「断ったら、相手に嫌われてしまうのではないか」と考えるため、断ることができないのです。
相手に嫌われたくないという思いが強いほど、相手に気を使うことになります。
人と話をしている時でも、常に「嫌われないようにしよう。
相手を不快にさせないようにしよう」という意識が働きますから、気を抜くことができません。
その結果、人と話をすると精神的に疲れてしまうのです。
友達と話していても疲れてしまうようなら、嫌われ恐怖症度はかなり高いと考えていいでしょう。
人の話に同調ばかりするというのも、嫌われ恐怖症の人の共通点です。
相手が「自分はこう思う」と言った時、「自分はそうは思わない」と答えると、相手を不快にしてしまうかもしれません。
嫌われ恐怖症の人は、そう考えるため、「自分もそう思う」と答えるのです。
ほんとうはちがう意見を持っているのに、相手の意見に同調してばかりいるようなら、嫌われ恐怖症度は高いと考えられます。
酒を飲むと、日ごろは隠している自分の本性が出るという人が少なくありません。
特に、日ごろ、本音を隠して人とつきあっている人は、酒が入ることによって、本音を口にするということがあるでしょう。
もし、あなたが、自分の本性や本音を人に知られたくないと思い、そのため人と酒を飲んでも気持ちよく酔えないようなら、嫌われ恐怖症度は高いと考えていいでしょう。
「自分は人から好かれるほうだ」という自信があれば、嫌われ恐怖症になることはありません。
人から嫌われることに恐怖を感じるのは、自分に自信がない証拠です。
ですから、あなたが「人と比べて、自分には人間的な魅力が少ない」と思っているようなら、あなたの嫌われ恐怖症度は高いと考えられるのです。
友達や人と合う約束をした時、約束の時間を厳守しようとするのが、嫌われ恐怖症の人です。
時間に遅れると、相手に迷惑をかけることになり、嫌われてしまうかもしれません。
「あの人は時間にルーズだ」という悪い評判が立ってしまうことを、嫌われ恐怖症の人は恐れるため、時間を守ろうとするのです。
約束の時間を守るかどうかが、嫌われ恐怖症度を診断する、1つのポイントと言えるでしょう。
嫌われ恐怖症の人が恐れることの一つが、「ケンカ」です。
人とケンカになって、その結果その人から嫌われることをひどく恐れているのです。
ですから、たとえば、不可抗力で人に迷惑をかけた時でも、「自分が悪かった」とすぐに頭を下げます。
自分は悪くないと思っていても、相手を怒らせ、ケンカになってしまうことを避けるために、すぐに謝るのが、嫌われ恐怖症の人なのです。
できるだけたくさんの友達を作りたいと思い、そのための努力を惜しまないにもかかわらず、「自分は友達が少ない方だ」と思っているのが、嫌われ恐怖症の人と特徴と言っていいでしょう。
そう思うのも、やはり自分に自信がないためにほかなりません。
人より多くの友達をもっていたとしても、その実感が乏しく、「もっと友達を増やさなければ」と思ってしまうのです。
嫌われ恐怖症の人は、たくさんの友達といっしょにいても、疎外感を感じてしまいます。
ふと、「自分では友達だと思っているけど、相手はそうは思っていないのでは?」とネガティブに考えてしまうのです。
そのため、一人でいるときはもちろん、人といっしょにいる時でも「自分は孤独だ」と感じるのが、嫌われ恐怖症の人ということになるでしょう。
人に好かれたい、人から嫌われたくないと思う人は、相手の機嫌を取るような言動をよくします。
ですから、もし、あなたが人にお世辞を言うことが多いようなら、嫌われ恐怖症度は高いと考えていいでしょう。
ゴマをすったり、相手を持ち上げるようなことを言うのが、嫌われ恐怖症の人なのです。
人から迷惑をかけられた時、心の中では腹を立てていても、それをガマンして、相手を責めないようなら、あなたの嫌われ恐怖症度は高いと考えていいでしょう。
人に対して寛容なわけですが、それは相手のことを思いやるやさしさからではありません。
相手を責めることによって、相手から嫌われてしまうことが怖いだけなのです。
当てはまる項目をチェックしてみよう
診断結果
- 10-15個
-
重症です。
まちがいなく嫌われ恐怖症と考えていいでしょう。
もう少し大らかな意識を持つようにしてはいかがでしょうか。
- 5-9個
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そこそこの嫌われ恐怖症と考えられます。
ただ、そのために良好な人間関係を作れるというメリットもあります。
- 1-4個
-
ふつうの人が「人に嫌われたくない」と思うレベルの心理状態ですから、今のままで問題はありません。
- 0個
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あなたは「人は人、自分は自分」と考える、我が道を行くタイプです。
自分の道をまっすぐ歩いて行ってください。
まとめ
嫌われ恐怖症度をチェックするための、15のポイントを紹介しました。
ぜひセルフチェックして、自己診断してみてください。