1. みんなに同調する

八方美人は、目の前にいる相手の意見にひたすら同調します。
話や考え方を聞いて、それを否定するようなことは一切しません。
その話を聞いて、自分の意見を述べるようなこともしないでしょう。
自分の考えを言って、万が一それが相手の考えと違っていたとしたら嫌だからです。
何を言ってもひたすら同調してくるので、周囲からは自分の意見がない人だと思われているかもしれません。

2. いつも笑顔

八方美人はいつもニコニコ笑顔でいます。
笑顔でいると第一印象が良く、人から嫌われる心配がないと思うのでしょう。
「自分は敵ではありません」という周囲への自己アピールなのでしょう。
無理をして作り笑いをしていることが多いので、一日が終わって家に帰るとどっと疲れが出るでしょう。
笑顔を絶やさないのはいいことですが、無理をし過ぎて人に合わせている作り笑いは見透かされているかもしれません。

3. 目上の人から可愛がられる

八方美人は、会社の上司や学校の先輩など、目上の人からとても可愛がられます。
目上の人の意見に背くような言動は一切しないので、そんな姿勢が目上の人からすると心地よいのでしょう。
特に仕事ができるわけではなくても、上司からはお気に入りの存在として食事に誘われることも多いはずです。
周囲からは世渡り上手という印象を持たれているはずです。

4. 平和主義者

八方美人は争いごとが嫌いです。
その為、相手が自分の思っていることと違う意見を言ったとしても、反論したり自分の考えを言ったりすることはありません。
そこで変に言い争いになったり険悪なムードになったりするのが嫌なのです。
そんなことになるくらいなら、自分の意見など押し殺して相手に合わせていた方がいいと思うのです。
平和主義者なのはいいですが、あまりにイエスマンだと、周囲からは面白くない人と思われてしまうかもしれません。

5. 忍耐力がある

八方美人には忍耐力があります。
人に合わせる為なら、自分の感情をいくらでも抑えることができるのです。
人に良く思われる為なら、自分が少し我慢をすればいいと思っているのでしょう。
人間なら誰しも感情を露わにしたい時だってありますよね。
自分の意見を主張してくなる時もあるはずです。
しかし八方美人な人は、自分の感情や思いを出さないようにする忍耐力が備わっているのです。

6. 人の顔色を伺う

八方美人は、常に人の顔色を伺いながら生活をしています。
「自分が言ったことで誰かが不機嫌そうにしていないか」「自分のことを嫌っていないか」と気にしているのです。
それほど八方美人な人は、周囲からの評価を気にしているのでしょう。
少しでも表情に異変を感じ取ったら、すぐにその人に対して何らかのフォローをするなど対処するはずです。
人の顔色ばかりを気にしているので、他の人よりもすごく疲れるでしょう。

7. 小さな嘘をつく

八方美人は、どうでもいいような小さな嘘をよくつきます。
基本的にいつも相手の意見に同調するので、本当は好きではなくても好きだと言ってみたり、本当は知らないのに知っているフリをしたりして、小さな嘘をどんどん重ねているのです。
八方美人はそれが当たり前のことになっているので、平気で嘘をつけるようになっているのでしょう。
あまりに嘘ばかり重ねていくと、そのうち嘘つきのレッテルを貼られてしまうかもしれません。

8. すぐに謝る

八方美人は、何かあった時にはすぐに自分から謝ります。
そこで自分の主張をして、相手と対立したり嫌われたりするのが嫌なのです。
嫌われるくらいなら、自分に非がなかったとしても謝っておこうと思うのでしょう。
謝ることでその場は何とか凌げますが、それがだんだん自分の中でストレスになってくるかもしれません。
自分が悪くない場合は、きちんと意見を言い合う方が健全でしょう。

9. 自分に自信がない

八方美人は自分に自信のない人が多いです。
「自分の考えなんかたいしたことはない」「自分なんて」と、いつもどこかで自分に対して弱気なのです。
その為、自分の意見を主張することもなく周囲にただ流されようとするのでしょう。
その方が自分自身も楽なのです。
自分の意見を言って、それを否定されるのも嫌なのです。
周囲が思っている以上に自己評価が低いというのが、八方美人な人の特徴なのです。

10. 噂話に敏感

八方美人は噂話にとても敏感です。
小声でヒソヒソと話している声が聞こえると、耳をダンボのようにして聞き入っています。
自分の悪口を言われているのではないかと気になって仕方がないのです。
自分のいないところで数人が集まって話をしていると、すっと近づき何の話をしているのかを探ります。
そして自分の悪口ではなかったと安心するのです。
それだけ八方美人な人は、自分への評価を気にしているということでしょう。

11. いざとなると味方がいない

八方美人は、普段はたくさんの人とそれなりに付き合っているのですが、いざとなると味方になってくれる人がいません。
上辺だけの付き合いになっているので、本当に助けて欲しい時や困った時には、誰も手を差し伸べてくれないのです。
「そこまでの関係ではない」と思われてしまうのです。
日頃から信頼関係が築けていないということでしょう。
そうなった時に改めて、自分が八方美人なのだということを実感するはずです。

12. 本音で話せる人がいない

八方美人の周りには常に誰かいますが、本音で話せる人は一人もいません。
八方美人な人は誰に対しても素直な気持ちを打ち明けない為、本当に友達と呼べる人ができないのです。
いつもどこか作ったような自分になり、不思議と相手にも伝わるものです。
心を開いていないと分かると、相手もそれなりの付き合いしかしようとはしません。
一見友達が多いようにも見えますが、実は本当の友達がいないというのが現実なのです。

13. 人を信用できない

八方美人は、だんだん他人を信用できなくなります。
というのも、自分自身が人に合わせようと小さな嘘をつくことがあるように、他人も同じように適当な嘘をついているのではないかと疑ってしまうのです。
自分と同じように、相手も無理をして合わせているのかもしれないと考えるのです。
そう思うと誰も信用できなくなり、一層他人に心を開かなくなっていくのです。

14. 身を守る為に悪口を言う

八方美人は嫌われるのを避ける為に、常に自分の身を守ろうと意識しています。
その為、自分の身を守ろうとして人の悪口も言ってしまうのです。
誰かを悪者にすることで、自分は悪くないという印象をつけようとするのです。
昨日まで仲良くしていた人のことでも、状況によっては悪口を言うことになるでしょう。
周囲からは「信用できない」と思われているでしょう。

15. 本当の自分が分からなくなる

八方美人はいつの間にか、本当に自分がどんな人間なのかさえ分からなくなってしまうことがあります。
いつも誰かに合わせたり流されたりすることで、本当の気持ちや性格を見失ってしまうのでしょう。
それだけ日頃から自分を偽り、人に嫌われないように無理をしているということです。
いつかそんな自分に限界を感じ、疲れ果ててしまう時が来るかもしれません。

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