1. 飲み会が多い

なんらかのきっかけがあったほうが、職場恋愛は発生しやすくなります。
そのきっかけの代表的なものが「飲み会」でしょう。
アフターファイブに気になっている人を誘って飲みに行って親しくなるということもありますが、職場での飲み会の数が多ければ、それがきっかけになって異性と親しくなるチャンスも当然増えます。
上司が酒好きだったり、メンバーも飲み会が好きな人が多いなど、日常的に職場のメンバー同士で飲む機会が多ければ多いほど、職場恋愛が発生する可能性は高くなると考えていいでしょう。
昔と比べ、職場での飲み会を避けるところも増えてきているだけに、飲み会の頻度は大きなチェックポイントになります。

2. イベントがある

ふだんの飲み会では、どうしても仕事の話が中心になりますから、心底リラックスして従業員たちが打ち解けあうことがむずかしいというケースも少なくありません。
アフターファイブのいつもの飲み会よりも、非日常的なイベントがあったほうが、メンバー同士が親しくなれるため、職場恋愛が発生する可能性も高くなると考えていいでしょう。
非日常的なイベントの例としては、花見、バーベキュー大会、運動会などがあげられます。
こうしたイベントでは、ふだんとは違うテンションになれるため、異性と親しくなりやすいのです。

3. 社員旅行がある

従業員同士が親しくなるきっかけとして、「最強」と言えるのが社員旅行です。
単なるイベントよりも、泊りがけで行く旅行は、異性の従業員と親しくなれるベストのきっかけと考えていいでしょう。
泊りがけで長時間行動を共にするのですから、ふだん話をする機会のない人と話をすることができますし、いっしょにお土産を選ぶなどして、距離がぐっと縮まることもあるに違いありません。
また、旅行は当然出勤時とは違うプライベートの服装で行きますから、相手を改めて異性として意識するということもよくあります。
それが職場恋愛のきっかけになることも多いのです。

4. 社員食堂がある

職場内に気になる異性がいても、なかなか食事などに誘えないというケースも少なくありません。
ランチに誘いたいけれど、声をかけられないというようなケースです。
社員食堂があって、多くの従業員がそこを利用するような会社なら、改めて声をかけなくても、同じテーブルでランチを食べるというような機会を設けやすいでしょう。
「たまたま、食堂でいっしょになって、話をして、それから親しくなった」というケースもあります。
つまり、社員食堂がある職場の方が、社内恋愛が発生する可能性は高くなると考えていいでしょう。

5. 上司が寛容な性格

上司の性格によっても、職場恋愛の発生する可能性は違ってきます。
上司が厳しい人で、部下の行動に目を光らせているような職場は、どうしても雰囲気がぴりぴりしますから、自由な恋愛をしにくいに違いありません。
逆に、上司が寛容な性格で、部下に対してやさしく接するような人だと、職場の雰囲気もおだやかになるため、職場恋愛が発生しやすくなるのです。

6. ミーティングをコンスタントにやる

従業員同士が話をする機会が多くなればなるほど、職場恋愛は発生しやすいと考えていいでしょう。
それぞれが黙々と自分の仕事をこなすだけで、コミュニケーションがほとんどないような職場では、男女が親しくなるきっかけもつかめません。
ですから、職場内でミーティングを頻繁にするような職場の方が、職場恋愛の発生率は高くなるのです。

7. 上司がチームワークを重視する

個人プレーではなくチームワークを重視するような上司がいる職場は、職場恋愛が発生する可能性が高くなります。
それは、チームワークを重視する上司の下では、従業員同士の間に連帯感が生まれるためにほかなりません。
たとえば、学生時代、運動会や学園祭でクラスで力を合わせてがんばった結果、クラスの中に連帯感が生まれ、カップルが誕生するということがあるでしょう。
職場も同じです。
チームワークを重視することで連帯感が生まれ、それが恋愛に発展することも少なくありません。

8. 上司が部下のプライベートに立ち入らない

すでにお話ししている通り、上司は職場恋愛が発生する可能性の高さを決めるキーマンです。
上司が、部下のプライベートに立ち入ってくるような人だと、部下の間の恋愛は生じにくいに違いありません。
上司の目が光っているような職場では、なかなか自由に恋愛ができないものです。
上司が部下のプライベートに立ち入ってこない人の方が、職場恋愛は発生しやすいと考えていいでしょう。

9. 職場内の「報連相」が徹底している

従業員の間のコミュニケーションが密になればなるほど、親しくなる機会が増え、その結果、職場恋愛が発生しやすくなるものです。
先ほど紹介したミーティングもその一つですが、より日常的なコミュニケーションとしては、従業員間の「報連相」があげられるでしょう。
職場内での仕事上のコミュニケーションが徹底しているような職場の方が、そうでない職場よりも、従業員間のコミュニケーションが増えますから、結果として、職場恋愛に発展しやすいと考えていいでしょう。

10. ムードメーカーがいる

飲み会やイベント、社員旅行などが職場恋愛のきっかけになることをお話ししましたが、その際、ムードメーカーになる人がいたほうが、職場恋愛が発生する可能性はより高くなると考えていいでしょう。
いくら飲み会を開いても、いっこうに場が盛り上がらず、しらけた雰囲気になってしまったのでは、なかなか従業員間の距離は縮まりません。
そんな飲み会が、恋愛のきっかけになることは難しいでしょう。
ムードメーカーがいる場合はそうではありません。
雰囲気が良くなり、場が盛り上がるため、従業員同士がより親しくなれるのです。

11. 若いメンバーが多い

恋愛に年齢は関係ありません。
いくつになっても人間は恋をするものです。
しかし、職場恋愛の発生率を考えた場合、やはり、従業員の年齢が低い方が可能性は高くなると考えていいでしょう。
結婚していながら不倫をするというケースもありますが、職場恋愛の中心となるのは、未婚者同士のカップルに違いありません。
ですから、従業員が若く、未婚者が多い方が、職場恋愛の発生率は高くなるのです。

12. 男女の比率が5:5に近い

いくら若いメンバーが多くても、たとえばほとんど男ばかりの職場で、女性は1人しかいないというようなケースでは、当然、職場恋愛は発生しにくくなります。
大切なのは構成員の男女比率。
男女の比率が5:5に近ければ近い方が、それだけ異性同士の出会いが多くなるわけですから、結果として、職場恋愛が発生する可能性は高くなります。
男女の比率に偏りがないことが、1つのチェックポイントになるのです。

13. 従業員たちが同じ時間に休憩を取る

休憩時間に従業員同士が親しくなるというケースも少なくありません。
ですから、従業員が皆、いっしょの時間に休憩する職場の方が、ばらばらに休憩を取る職場よりも、職場恋愛が発生しやすいと考えていいでしょう。
昼休憩だけでなく、それ以外の短い休憩も、いっしょのタイミングで取る職場は、職場恋愛の発生率が高いのです。

14. すでに職場恋愛のカップルがいる

すでに職場内にカップルがいるという職場は、まちがいなく職場恋愛の発生率は高くなります。
その2人がつきあっていることをほかの従業員が知っているということは、職場恋愛をしやすい環境にあると考えていいでしょう。
上司も寛容で、親しくなるきっかけもあったに違いありません。

15. 有給休暇を取りやすい

職場の雰囲気というのが、職場恋愛の発生率に大きく関係してくるわけですが、雰囲気を知るためのチェックポイントの1つが、有給休暇の取りやすさです。
有給休暇が取りにくいような職場は、従業員の権利を重視していないことになりますので、自由な雰囲気は生まれません。
反対に、有給休暇が取りやすい職場であれば、そこに自由な雰囲気が生まれ、結果として自由な恋愛がしやすくなるのです。

当てはまる項目をチェックしてみよう